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120. iPad mini 5の魅力

iPad mini 5の魅力

2019年6月にiPad mini 5を購入して、はや4ヶ月。今回は、併用している10.5インチiPad Pro(2017)との画面比較も含め、iPad mini 5の使用感や魅力について書きたいと思います。

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重さと大きさ

iPad miniの最大の特徴は、小型軽量という点です。片手で掴めて、重さも300g強(本体)。mini導入前後で、外出時にiPadをカバンに入れる頻度が大幅に上がりました。

画面サイズ

画面サイズを手持ちの10.5インチiPad Proと比べると、

  • 10.5インチ 21.3cm x 16cm
  • 7.9インチ 16cm x 12cm

です。10.5インチの画面の縦横を、それぞれギュッと4分の3に縮小したものがiPad miniの画面です。

表示内容

いくら小型で軽くても作業効率が良くないと無意味。てことで今度はminiと10.5インチiPad Proとで、各アプリの表示内容を比べます。なお文字サイズは標準(ただし太字)に揃え、サイズは実際の比率にしました。

Microsoft Word for iPadの=rand()コマンドで書き出したサンプル文章を貼り付けたメモアプリです。

miniの方はちょうど一杯ですが、10.5インチの方はまだ表示できる余地があることが分かります。文字やボタンなどがあまりに小さいと実用性が失われるので、画面サイズは3対4だとしても、メモアプリの文字は4分の3には縮小されていないんですね。

↓次にSafariとメモのSplit Viewです。Safariの表示内容はminiの方が若干少ないけど、ほぼ4分の3に縮小されて表示。

Keynoteの画面。微妙に違うけどほぼ同じ。文字の縮小率が抑制されてるのと同様に、スライドのサムネや編集シートのサイズも、あまり小さくならないように設計されているようです。さすがだ!

↓ファイルアプリのアイコン表示。iPad mini 5の方は3段目が見切れてます。書類アイコンのサイズも、単純に10.5インチ版の4分の3にはなってないってことですね。使いやすさに配慮されているんでしょう。

↓カラム表示。

このようにiPad mini 5の画面表示に関しては、10.5インチiPad Proと比べて画面は小さいけど、表示されるコンテンツの大きさはバランスよく維持されているので、実用性は損なわれていないと感じます。

ソフトウェアキーボードでのタイピング

ソフトウェアキーボードは、10.5インチと比べ大きさ以外まったく同じです。ただ手が大きい人の場合は、iPad miniの画面キーボードでの入力は辛いかも。

miniでのソフトウェアキーボードの使用感ですが、これが何故か悪くないんです。

以前12.9インチ(2018)を横置きにしてタイピングしていたときは、ベゼルが狭い影響で、左の手の平の親指の付け根の膨らみ部分が、画面左下のキーボードに触れてしまい、意図せず英数モードに切り替わったりして、アレレとなってましたが、miniではそんなこともなく意外に快適。画面が適度に小さいからだろうと思います。

↑ 11インチiPad Pro(2018)のユーザーの方であれば、10.5インチ版iPad Proのキーボードは、11インチのそれと結構違うことに気づくと思います。 11インチの進化系キーボードの場合は、左側にタブキーとCapsLockキー(言語切替え用)がありますもんね。

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スピーカー

音質はこんなものかなと(^^;。 iPad Proだとスピーカーが4つあるので、横画面でもステレオ再生が可能ですが、miniやAirや無印iPadでは、そこは諦めるしかありません。

外付けキーボード

iPad mini 5用の外付けキーボードですが、US配列のキーボードケースが、Amazonなどで比較的安価に手に入ります。

ただ、US配列なのはいいんですが、キーの段数が一段少ないのが困りもの。エンターキーのすぐ上にデリートキーがあって、打ち間違いが多発したので、一度購入したものの、少段数配列にどうしても馴染めず、結局使わずじまい。

普段はソフトウェアキーボードでタイピングし、どうしても物理キーボードが必要な場合は、LogicoolのKeys-To-Goで入力しています(下の写真)。

mini 5にはSmart Connectorがないので無理ですが、やはりSmart Keyboardのような薄くて一体型の純正キーボードがあればいいのにと思いますね。

↑Keys-to-goはキーボード部分だけで、取り付けているケースは下で紹介するZtotopのケースです。重ねて置いているだけです。

なお記事No.103で紹介したmini用ケースもいいのですが、このZtotopケースの方が、上の写真のような「スタンドモード」にしたときの角度がより寝てくれて使いやすく、また重さも軽いようです。

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現在mini 5用は売ってないLogicoolの名キーボード

5年前にiPad mini Retinaを使っていたときは、Logicoolのウルトラスリム キーボードフォリオ(グレー)を愛用していました(下の写真はブラック(内側は白)です。キーピッチが狭いのは仕方がないとしても、キーの省略は最小限だったし、ロジクールらしく打鍵感も悪くありませんでした。いや、むしろ良かった。

AmazonにはiPad mini 5用の2000円台のキーボードケースがたくさんあるけど、9割以上がエンターキーの真上がデリートキーになっているタイプなので、自分にはちょっと無理。なので、もしLogicoolのmini 5用が出れば、即買います。発売されてないのがホントに残念です

常用ケース

10.5インチiPad Proの場合と同様に、iPad mini 5用のケースもApple Pencil対応のものを使っています。

理由

  • Apple PencilをiPadと一緒に安全に運べる

  • Apple Pencilを収納する部分の周囲に空間があるので衝撃吸収性が高くiPad本体をより保護できる

  • フリップ(フタ)の根本部分の長さに余裕があるので、角度を大きくできる(タイピングしやすくApple Pencilも使いやすい!)

iPad mini 5の場合↓

この社名(ブランド名?)は、何て読むのか分かりませんが、もしかしたら「Z-to-Top」という、最後発(zは「最後」の意味だし)からトップへって言う会社の発展の意気込みを込めた名前!?なのかな?と思ったので、最近は「ズィートゥートップ」と読むようにしています。

10.5インチiPad Proの場合↓

なお理由の2番目に挙げた保護性についてですが、過去にiPad破損の出来事があったので、今では外出時はこのケースをつけてApple Pencil側を下にしてをカバンに入れるようにしています。

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ケース装着時の重さ

上のケースの場合、iPad mini 5一式の重さは、iPad mini 5(セルラー)が308g、ケースが164g、これに20gのApple Pencilを入れても約492gです。

なおIVAPOケースを付けた10.5インチiPad Pro一式の重さは、10.5インチiPad Pro(セルラー)が477g、IVAPOケースが274、これに20gのApple Pencilを含めると、約771gです。

Apple Pencilを使うとき

iWorkExcelなどのofficeアプリを使うときは、Apple Pencilの設定を見直すと、図形などのオブジェクトをApple Pencilでマウス代わりに操作できるようになるので、作業しやすくなると思います。

もちろん、マウスも使えるんですが。

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10.5インチiPad Proの大きさに驚く

薄く軽くて取り回しがいいiPad miniを使っていると、10.5インチの頻度が減ります。んで、映画でも観ようかと10.5インチiPad Proを手に取って、大きい本体に広がる画面に目を落とすと「おおっ」と画面の大きさに驚きます。これもiPad miniのおまけ的なメリットかもしれません。

ノートPCやiPadを持っているけどminiを買うメリットはある?

外でiPadを使う機会が多い人にはメリットがあると思います。

スマホiPhone)で用が済む場合は別として、何か軽いPC作業ができれば便利だとか、外でプレゼンする機会も多い、という方は、mini5のセルラーモデルとLightning-VGAアダプタやLightning-HDMIアダプタを用意すれば、非常に軽量の作業環境が得られます。

特に9月末にiPadOS13が登場して以降は、1アプリ1書類しか開けなかったiOSの制限がなくなり、使い勝手が大幅に改善されました。もちろんオフィスアプリの作業効率はMacやPCに及ばないし、Mac版やPC版Officeのようなフル機能は使えないけど、手書き注釈や外出先での軽い作業などに関しては、起動の速さ、取り回しの軽さ、バッテリーの持ちやモバイルデータ通信などを含めたトータルで見ると、MacやPCよりiPadの方が効率的にパソコン作業ができる場面も多いと思います。

まとめ

この記事はほとんどiPad mini 5のオンスクリーンキーボードで書きました。iPad mini 5はオススメです!

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