093. 12.9インチiPad Proを半年使って気づいたこと
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10.5インチと12.9インチiPad Pro
現在私は、2017年夏と2018年冬に購入した、10.5インチと12.9インチのふたつのiPad Proを使っています。今回は、12.9インチiPad Proを半年間使って気づいたことがありましたので、書きたいと思います。
↓これまでの比較記事です。
画面が大きいと効率的
このブログは、PCやMacを使わずiPad(とiPhone)だけで書くようにしているんですが、大小どちらのiPadの使用頻度が多いというと、ほぼ自宅での作業ということもあって、やはり2対8で12.9インチの方をよく使っています。
横向きにしても画面の表示部分の高さが20cm弱あるので、アプリ2つをSplit Viewに並べても情報量に差があり、作業が捗るのは事実。
↑はてなブログアプリの表示の違いや、右のメモアプリの箇条書き番号で、差がわかります。
でも重い
だけど12.9インチiPad Pro(2018)は重いですね。以前使っていた初代12.9インチiPad Proと比べると、別次元に軽量でコンパクトなんですが。
Smart Keyboard Folioを付けた状態だと約1050g。iMacの横のスタンドに立てているのをさっと手に取ると、ずっしりと来ます。
くるっと回してキーボードをパカっと開いて使用状態に持ってくるまで、けっこうな慣性モーメントがあり、手に負担が。重いわ〜。
一方、Smart Keyboardを付けた10.5インチiPad Proは約730g。スタンドから手に取ってパカっと開いて使用状態に持ってきても、不思議なほど苦になりません。
300gくらいの差ですが、重心までの距離が12.9インチの方が遠いので、重量差以上に重く感じます。
小さくない『タッチの差』
それから、12.9インチを使っていてつくづく思うことがあります。
それは、iPadを横にしてSmart Keyboardに立てて使用するときに、タッチ操作がしにくいこと。当たり前か(^^;。
ちょっと図解しました↓
注)iPadの絵はApple様のサイトから拝借。10.5インチの方は適当な絵が無かったので、11インチの絵を使いました。
人によりますが、手首を机に付けて、手のひらを立てたとき、届くのはせいぜい16〜18cm程度。12.9インチの画面の上の方には、すぐには届きません。
つまりどうしても腕を持ち上げる動作が発生してしまうんです。
これが9.7インチや10.5インチ、11インチだと、腕を持ち上げなくても手のひらで全面カバーできるんです。手首を置いたまま手のひらを左右にころがすだけで、画面全体をタッチできます。やぱり10.5インチや11インチは、トータルとしてiPad的に絶妙なサイズ感だと言わざるを得ません。
【2020/3/21追記】タッチしにくい問題はトラックパッド付Magic Keyboardで解決? ringodougu.hatenablog.com
浅く寝かせた角度なら問題はない
ただ12.9インチでも、浅く寝かせた状態なら、全面をタッチしやすくなります。なのでApple Pencilやオンスクリーンキーボードを使うときは、特に『届かね〜』とはならずに、大画面を享受できる感じです。
まとめ
主に絵を描くのに使う、という場合、12.9インチiPad Proはこれ以上ないデバイスなんでしょうね。でもいろんな用途に使おうとすると、やっぱり11インチや10.5インチの方が全体としてストレスなく過ごせる気がします。
10.5インチのiPad Airや11インチiPad Proと、もっと大きい12.9インチiPad Proのどちらを買おうかと迷っている方の参考になれば幸いです。
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