135. iPad Pro(2018,2020)用Magic Keyboardの比較(11/12.9インチ、JIS/US)
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5月発売予定のiPad Pro用Magic Keyboardを比較
重いのではないかと噂になっているiPad Pro用Magic Keyboard。購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
私自身は、半年使った12.9インチiPad Pro 2018を昨年(2019年)6月に手放して以来、FaceIDタイプのiPad Proを持っていません。なのですぐに購入する予定はないのですが、このキーボードはすごく気になります。
そこで今回は、サイズ(11インチ/12.9インチ版)やキー配列(US/JIS)の違いについて、現在入手可能な情報から検証してみました。(写真などはいずれもAppleの公式サイト及びApple Storeアプリのものです)
11インチ版と12.9インチ版の違い
まず11インチと12.9インチJIS版の比較です。対比のため実機の比率に可能なかぎり近づけました。なおこの記事では主に、キー配列やトラックパッドの比較をしたいので、キーボード部分の写真のみを切り出して載せていますので悪しからず。
キーのサイズ
下の写真からわかるように、当然ながら、キーの数は全く同じです。。
↑エンターキーの白い丸は、iPadOSのカーソルが映り込んだもの。。
↓下の写真は12.9インチ版の上に11インチ版(黄枠)を重ねたものです。パームレストを除くキー部分の縦の長さは、11インチ版の方が若干短いようです。
同様に、キーの横幅についても、11インチの方がほんの少し小さいようです。「2」、「3」、「4」・・と数字キーを見比べると分かりやすいですね。
それから、11インチの記号キーは横幅が圧縮されています(左端のTabや Ctrlも)。
(こちらは11インチ)
トラックパッドのサイズ
次にトラックパッド。11インチ/12.9インチ版を重ねてみると、トラックパッドの横幅は全く同じであることがわかります。ただ縦の長さは、11インチの方が少し短いですね。
US/JIS配列の違い
ここまでJIS版についてみてきましたが、次にUS配列とJIS配列を比較します。
キーのサイズ
下の写真は上がJIS、下がUS配列です。いずれも12.9インチです。
キーの大きさでは、写真から分かるように、キーの大きさはピッタリ同じです。
↑ただしよく見ると、最上段の右から2番目の「¥」キーの横幅が気付かないレベルで狭い。。
次にキーボード全体を見てみましょう。
真ん中の黄色いライン(↓)は、両手をホームポジションに置いたときの中心の線です。JIS(上)だとどうしても腕の姿勢が左寄りになってしまうのは仕方のないところ。
11インチUS配列は?
11インチ版のUS配列Magic Keyboardについては、現時点で情報が少ないんですよね。そこでApple Storeアプリの製品写真(真上からの写真はない)から読んでみました。
すると、やはりJIS配列と同様、横幅が圧縮されたキーがあることが分かりました。
少なくとも右上にある「 ] 」「 \ 」「 - 」「 = 」などの横幅が狭くなっている模様です。なお、主な文字キーの大きさは、JIS版と同様に、12.9インチより少しだけ小さく、11インチJISと同じ大きさだと推測されます。
US配列もいいよ!
ところで私はUS配列のキーボードが大好きです。
JIS配列には、独立した「かな」「英数」キーがあるので、日本語と英数とを明示的に切り替えやすいのは確かです。
一方で、US配列でも、日本語/英数の切り替えは、Windows PCと同じくCapsLockキー(Aキーの左)で、問題なくトグル切替えできます。
これはiPad Pro 2018のオンスクリーンキーボードで、日/英切替えをAキーの左の「あいう/abc」キーで行うのに近いですよね。
それから日本語変換の確定キーであるエンターキーは、実はUS配列の方が、小指からの距離が近いんです。右手小指とエンターキーの距離は、JISではキー2個分、USではキー1個分です。
皆さんもUSキーボードを使ってみませんか?
まとめ
ということで、5月の発売予定のiPad Pro用Magic Keyboardについて、現在入手できる写真から、キーの大きさなどについて、趣味の範囲で比較してみました。
実際Magic Keyboardのキーの大きさから、どのiPad Proにするかを決めてしまう人はほぼいないとは思いますが、何か参考になれば幸いです。
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