119. iPadOS13:新しいテキスト編集とiPadのソフトウェアキーボードの良さとは
iPadのソフトウェアキーボードが更に使いやすくなった
iPadのソフトウェアキーボード(オンスクリーンキーボード)は、2017年のiOS11、2018年のiOS12、そしてiPadOS13と、使い勝手が大きく進化してきましたよね。
iPad大好きな私としても、当ブログでソフトウェアキーボードに関する記事をいくつか書いてきました。
今回は、iPadOS13のiPadでのソフトウェアキーボード操作について、新しいテキスト編集機能とともに、操作の要点をまとめてみたいと思います。
1)カーソル移動
カーソルを置きたい文字列をタップする。
ソフトウェアキーボードで二本指をスライドさせるとカーソルが動く(必ずしもキーボード上でなくても画面上のどこでもいい)。
ただ、文末やテキストの無い改行マークだけの行など、タップしてもカーソルが現れにくい場所もあります。
そんなときは、表示されているカーソルを、好きな場所まで、指でドラッグして移動しますが、ここが操作のコツが iOS12までとは少し違うと思うんです。この点については、前記事をご覧ください。。
2)単語の選択
単語を2連続タップする(又は、長タップする)
ソフトウェアキーボードを2本指で1タップする(カーソルのそばの単語が選択状態になる)
3)センテンス(文)の選択
その文を3連続タップする
ソフトウェアキーボードを2本指で2連続タップする(カーソルのある文が選択状態になる)
4)パラグラフ(段落)の選択
その段落を4連続タップする
ソフトウェアキーボードを2本指で3連続タップする(カーソルのある段落が選択状態になる)
5)選択範囲の変更
選択範囲の前後のピン📍マークをスライドさせる
ソフトウェアキーボードを2本指で左にスライドすると、 左側の選択範囲を変更できる
ソフトウェアキーボードを2本指で右にスライドすると、右側の選択範囲を変更できる
6)選択範囲のコピー、カット、ペースト
ここが今回のiOS13、iPadOS13のテキスト編集機能の、すごく大きな改善点ですよね!
3本指でつまむジェスチャーをすると、選択範囲をコピーできる(画面上部中央に小さく「コピー」と表示される)
3本指でつまむジェスチャーを2回すると、選択範囲をカットできる(画面上部中央に小さく「カット」と表示される)
3本指を開くジェスチャーをすると、コピーした内容がペースト(貼付け)される(画面上部中央に小さく「ペースト」と表示される)
もうコピペ操作に関しては、ポップアップメニューが出てくるまで待たなくてもOKってことですね。
因みに、このコピーカットペーストのジェスチャは、iOS13のiPhoneでも有効です。ただiPhoneの場合は、キーボード上ではなく、編集画面上でのジェスチャが必要です。狭いけど(^^;。
いやもうもう便利過ぎるよー。
【参考リンク】
まとめ
iPadOS13で、iPadのソフトウェアキーボードの快適度が大幅に増しましたよね!
ますますiPadが面白くて、興味深くて、実用的で楽しめる魔法の板になっていきつつあります。
なお、この記事は全てiPad mini 5のソフトウェアキーボードで書きました。
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