097. 12.9インチiPad Proを手放してiPad mini 5を購入した理由
12.9インチと10.5インチiPad Pro
12.9インチiPad Proを手放した
2018年末に買った12.9インチiPad Pro(2018)。これまで約半年間使ってきました。
画面が広々しているので、Split Viewで複数アプリを開いても作業効率がよく、画質も美しい。音もいいし、仕上げも手触りも素晴らしい。そして動作もキビキビ。サイズも、2015年の初代12.9インチiPad Proと比べると非常にコンパクトな名機です。
しかし、先日ついに手放すことにしました。
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自分の使い方でベストは10.5インチ(たぶん11インチも)
自分は10.5インチiPad Pro(2017)も使っていて、両方を使い比べると、12.9インチは、画面の広さは素晴らしいの一言です。だけど10.5インチでも、12.9インチに比べると画面が狭いけど、かと言って狭くて困るほどではないんですよね。
また記事093にも書きましたが、10.5インチiPad Proは取り回しが軽い。Smart KeyboardをつけてiMacの横に立てていても、要るときにさっと取ってパカっとキーボードを広げて使い始められます。12.9インチではここまで手軽には行かないんですよね。当たり前ですが。
それに、絵を描く場合には広ければ広いほど良いと思いますが、キーボードをつけてタッチしながら作業することが多い場合には、手を持ち上げなくても手のひらを立てるだけで画面全体にタッチできるサイズであることが、やはり使いやすさに大きく貢献する気がします。
作業効率のいい「広い画面」と「手軽さ」は、相反するものですが、私の使い方の場合のベストバランスが、10.5インチ寄りに存在した、ということに、半年間両機を併用して気づきました。
iPadOSをフル活用するiPadの組み合わせ
1年前の記事にも書いたのですが、もうノートPCとか使わず、出先でパソコン作業が必要ならiPadだけで済ませたいと思っているんです。
そこに来てiPadOSです。
もうこれで、外部ストレージの悩みもなくなり小さくなり、単一アプリで複数書類を開いておけるようにもなります。ただ依然として表計算ソフトは使いにくいし、MacやPCのようなフル機能のMSオフィスは使えないという、シチュエーションによっては致命的と言える弱点はあるものの、外出先での一般的なパソコン作業の大半はiPadだけでカバーできそうです。それに加え、ストレスのない手書きというパソコン以上の機能もあります。iPadが『高性能モバイルPCの選択肢の一つ』となるんです。
出先でプレゼンするときに持っていくもの。学会発表に持っていくと前日にスライドを修正したり発表練習できて便利なもの。軽くて出先でPDF書類を確認しやすいもの。暗い学会発表会場でも、PDF化した発表要旨集にApple Pencilで書き込みできるもの。移動中に資料が確認できて注釈を手書きで記入できるもの。
11インチや10.5インチiPadなら十分広い画面でやりやすいでしょう。
でも、最近、画面は小さいけど同じことが実現できるモノがありますよね。軽くて超持ち運びしやすいモバイルPCを実現できるものが。
そうです。iPad mini 5です。
メイン機としての十分広い10.5インチiPad Proと、出先でのiPad mini 5。これが自分にとってiPadOSをフル活用するiPadの組み合わせではないのかな〜っ??と思い始めました。
ということで、初代iPad mini、初Retina版iPad miniに続く、自分史上3台目のiPad miniを購入することにしました。
まとめ
秋にリリースされるiPadOSを、12.9インチiPad Proで目一杯使う機会が得られなかったのは残念だったのですが、iPad mini 5と10.5インチiPad ProにiPadOSが載ったとき、どこまで作業効率が変わるか、できなかったことができるようになるか、どう生活が変わるのか、すごく楽しみなこの頃です。
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