011. iOS11:iWorkの書類管理が進化!
iWorkのアップデート
2017年9月20日、iOS用のiWorkアプリ(Pages、Numbers、Keynote)のバージョン3.3がリリースされていたので、早速インストールしてみたのですが、驚きました!
各アプリの「書類マネージャ」(書類の一覧)が、iOS11の「ファイル」アプリに準拠したものに変更されていたんです。
そして、これに伴って、なんと!iWorkの書類は、「iCloud Driveのどこにでも作成して保存できる」ように仕様が変更されていました。これ以前のiWorkでは、iCloud Drive内では、Pages、Numbers、Keynoteそれぞれのフォルダ以外の場所には保存することができなかったので困っていたんです。
Pages、Numbers、Keynoteの「書類マネージャ」
では、具体的にiWork各アプリの「書類マネージャ」のスクリーンショットで比較します。
まず比較対象の「ファイル」アプリです。
次に、iWork各アプリの「書類マネージャ」です。
↑これはPages。「書類を作成」するボタンはどこに行っても表示されます(^^)。右下の書類は試しにiCloud Driveのトップに作成してみたものです。
↑これはNumbers
↑これはKeynote。暗所での使用を考慮して、ダークモードなんですね。
各アプリの書類を新規作成するボタンがあるのがわかります。このボタンは、どのフォルダを開いていても表示されたままです。つまり、どのフォルダにも、書類を新規作成できるんです。
(ちなみに、PDF Expertの「書類」フォルダ(iCloud Drive内の当アプリ用のフォルダとは別)にも「新規に作成」ボタンで新規作成できました!)
仕事に使うときのハードルがひとつなくなった!
こうなると、「iWork(Pages、Numbers、Keynoteの)書類を、任意の一つのフォルダに保存し、各アプリでそこから開いて編集し、またそこに書き戻す、といったことが可能」となります。
即ち、「あるフォルダに保存してあるiWork書類を開いて編集し、同じ場所に保存する」という、PCやMacのように任意のフォルダで一元的に管理することが実現できます!
仕事で電子データを管理するときに、普通にMacやPCで行なっている、「Office(この場合iWork)書類やPDFなどの異なる種類のファイルを、仕事やイベントの内容に基づいて、任意のフォルダにまとめて保存し、整理する」ことができるようになったことになります!
まとめ
今回のiWork各アプリの書類マネージャの変更は、望んでいたはずなのに、実際に使ってみると、書類を探すのに最初はとまどいました・・(^^;。慣れって怖いですね。みなさんはどうでしたか?
今回の変更に慣れて使いやすくなる日はきっとくると思いますが、自分の変化も楽しみです。
(もしよろしければ「読者になる」ボタン(最上端もしくは下の方にあります)を押してくださいませ。なおプロフィール写真は、私が小学生のころ(数十年前)のものです)
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