123. iOS13/iPadOSの写真アプリで1日分の全写真を選択する方法
iPhoneで大量の写真を共有するときのお話です
先週末、妻と佐賀県(九年庵や御船山楽園など)に紅葉狩りに行ってきました。見頃は少し外してしまったけど、鮮やかな紅葉と温泉に癒されたいい旅でした。
天気にも恵まれたので私も妻もiPhone(Xと8)でパシパシ写真を撮りまくったのですが、いつも旅行から帰ったあとで、妻と私とで別々に共有アルバムを作って共有し、その中から相手が撮った写真のうち気に入った写真を自分のライブラリに保存するようにしています。
共有アルバムを別々に作ることで、お互いの撮影した写真が混ざらないので、持ってない写真をピックアップしやすいメリットがあります(共有アルバムはiCloudの容量を消費しないし)。
新しい写真アプリでは日別に写真を選択しにくい?
この2日間で撮った写真は約400枚。共有アルバムに入れるため、撮影した写真を選択しようとして、少し戸惑いました。
なにせ数が多いので、一枚ずつポチポチ選択できないし、かと言って指をスライドさせて連続で選択していったとしても多すぎます。
iOS12までの写真アプリでは、撮影日ごとにハッキリ分かれていたので、日付横の「選択」ボタンをタップすれば、その日の全写真を一発選択できて便利でした。
ところがiOS13/iPadOS13の写真アプリでは、「すべての写真」表示はともかく、「日別」表示にしても、写真が隙間なくずらーっと並ぶだけで、日付の境目がどこなのかハッキリしないので、当初は、日別に全写真を選択することが非常にやりにくいなあと思ってました。でも実は、意外と簡単にできるんですね。
以下に見ていきます。
1日の写真を全て選択する方法 その1
まず「日別」表示にします。
これを書いてて気づいたのですが、日別表示だと、日付の境目に、少し太いけど微妙に細いスキマがあるにはあるんですね(下の図)。分かりにくいから、もっとスキマを太くして、そこに日付でも表示してくれるといいのに。
てことで、選択したい写真のある日までスクロールし、その日の先頭の写真が表示されたら、右上の「…」ボタンを押します。
するとその日の全写真に対して一括処理ができるシートが表示されるので、この後は今まで通り、共有などの処理をすることができます。
ちょっと困ったところ
でもこの方法には、ちょっと困ったところがあるんです。
それは、「日別」表示だと、『全ての写真は表示されていない』という点です。
どういうことかと言うと、上手に撮影された写真など、自動でセレクトされた写真が大きく表示されるのはいいんですが、 似た写真や、重要ではなさそうな写真は隠されてしまっています。
なので、その日に撮影した全写真を、友達などに共有しようとしている状況にもかかわらず、一部の写真が隠されたまま、選択→公開せざるを得ないんです。フガッ。
だからと言って「全ての写真」表示にしていると、写真が隠されない反面、日付の境目がどこなのかハッキリわからないので、「ある日の数百枚の全写真を選択したい」場合には、不便です。あちらを立てればこちらが立たず状態なんですよね。
そんなときは、次の方法がいいでしょう。
1日の写真を全て選択する方法 その2
これは、いつもの「選択」ボタンを押すとその日の先頭の写真に表示される「全てを選択」ボタンを使う方法です。
この方法であれば、全選択して「共有ボタン」を押すと見慣れた共有シートが表示されるので、写真を個別に確認して取捨選択した上で共有できます。
↑ 位置情報の削除も、簡単になっています。
まとめ
以上、iOS13/iPadOS13の写真アプリで、大量の日別の写真を扱う方法について書きました。
新しい写真アプリでは、一覧表示をシームレスに拡大・縮小できたり、年表示や月表示にするとちょうど一年前の写真が表示されて『再発見』の楽しみがあったりと、すごく改善されているので、早く慣れて使い倒していきたいものです。
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