027. iPhoneやiPadで写真の日付を変更できるアプリ「HashPhotos」
iPhoneやiPadだけで写真の日付を変更したい
前回の記事で、写真スキャナ「Omoidori」での古い写真の取り込みについて触れました。
懐かしい写真の取り込み作業は楽しい反面、取り込み後、iPhoneのOmoidoriアプリの画面で、日付設定の作業をしていくと、日付変更後に毎回オリジナルを削除するかを尋ねてきたり、新しく取り込んだ写真に辿り着くまで取り込み終えた写真一覧の最下部までスクロールが必要だったりと、枚数が多くなると辛いものがあります。
また、画面の大きなiPadで作業したくても、OmoidoriアプリはiPad用には最適化されていません(画面は縦方向のみでiPhoneと同じUIが拡大表示される)。かと言って、macOSの「写真」アプリの「日付調整」画面も、イマイチ使い勝手が良くないんですよね。
macOSの「写真」アプリのメニュー
macOSの「写真」アプリの「日付調整」画面
そこで、日付調整の作業も、できるならiPadの大画面で済ませられないかと、iPadで日付調整できるアプリを探してみました。
写真の日付変更もできる多機能アプリ「HashPhotos」
Webをいろいろ探したところ、これだ!と思うアプリを見つけました。ブログ「かめらと。」さんのページ等で詳しく紹介されている「HashPhotos」です。
iOSの「写真」アプリの補強する形で、iCloudフォトライブラリをそのまま扱うので、「写真」アプリと共存できます。柔軟なフォルダ管理や類似写真の抽出、GIFアニメを作成したり等々、写真管理アプリの決定版と言えるほど膨大な機能があって、App Storeも星が4.6と高評価です。ここでは、写真の日付調整機能を紹介します。
iPadでの写真の日付調整
HashPhotosを開くと、当たり前のようにiCloudフォトライブラリの中の写真が表示されます。アプリ自体の表記は英語ですが、左上の「Albums」を押せば、日本語のアルバム名は問題なく表示されます。写真を選択して、共有ボタンから日付調整を選び、iOSアプリでよく見るダイヤル式のUIで日付選択できます。
iPad上の「HashPhotos」の写真一覧
iPad上の「HashPhotos」の写真を選択したところ
iPad上の「HashPhotos」の共有メニューから日付変更できる
iPad上の「HashPhotos」の日付調整画面
Macの「写真」アプリの「日付調整」ダイアログでは、直接年月日をタイプするか、カーソルキーで増減させるか、増減ボタンをマウスでクリックして日付を指定しますが、iOSのUIの方が、フリックの素早さで移動量を調整できるので、慣れると楽しく疲れず作業できる気がします。
iPhoneでも日付調整可能です
iPhoneでも同じインターフェースです。
iPhoneでの「HashPhotos」
iPhone上の「HashPhotos」の写真一覧で写真を選択したところ
iPhone上の「HashPhotos」の日付調整画面
日付調整が終わったら、「HashPhots」上から、iCloudフォトライブラリ上の「Omoidori」アルバムを開いて、該当の写真を選択し、右下のゴミ箱アイコンをタップして「Remove from Album」します。こうすると「Omoidoriアルバムから削除」されて、Omoidoriアプリからも見えなくなりますが、iCloudフォトライブラリには残ります!。
まとめ
写真の日付変更の方法についてでした。
また一つiPadやiPhoneでできることが増えましたね!iPhone7をセットしたOmoidoriで写真を一気に取り込み、iPadでサクサクサクっと日付変更して保存。連休中は、昔の写真の整理が捗りそうです!
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