015. iPhone7をケースなしで使い始めた
iPhoneとケース
皆さんはスマホを、ケースに入れて使ってますか?
スマホをケースに入れる人、画面の保護シールだけ貼ってる人、何も付けないで使う人など、いろんな人がいると思いますが、私は、iPhone 5、iPhone 6 plus、Xperia XZ(2ヶ月使って売却)、iPhone 7と使ってくる中でどれもケースに入れてました。
以前よく使ったケース
どんなケースを使っていたかと言うと、手帳型や薄型のものなど色々試してきたのですが、iPhone 6plusのころから、
- 材質:ポリカーボネートとTPUの複合
- 色:無色透明
- ストラップ穴:あり。落下防止用のストラップを付ける
- 画面保護フィルム:無し
というスタイルに落ち着いていました。
↑↑最後に買ったケース
ケースを使う理由
上に書いたようなケースを選んだ理由は、以下のとおりです。
- TPU+ポリカ製・・・軽く、定期的に殺菌ソープで丸洗いできて清潔に保てる。
- 色は透明・・・本体の色が映える。
- 手帳型ではない・・・手帳型だと重く、サイズが大きいのでポケットに入れにくく、画面保護用のフリップをいちいち開けるのが面倒だし、しっかり洗えない。また、フリップが開いた状態で地面に落ちると、本体を保護できない。
- ストラップ・・・これがあると落下防止だけでなく、指にストラップを引っ掛けておくと楽に片手で画面操作できる。また、万一手が滑って落とすと確実に紛失するというシチュエーション(例えば崖の上や、海で船に乗っているとき)でも安心して写真を撮ることができる。
- 画面保護フィルムはしない・・・樹脂製のフィルムだと、せっかくの液晶の発色の良さが損なわれるし、フィルムに細かい傷がついてしまって結局画質が損なわれる。またガラス製の硬い保護フィルムだと重くなるし、端に圧力がかかるとペチペチ割れた経験もあった。それに自分の使い方だと、何も貼らなくてもiPhone6plusやiPhone7の画面に傷が付いた試しがなかったので必要性を感じなかった。またフィルムの端にホコリがこびりつく心配もない。それにブルーライトを弱める仕組みもOSに用意された。
・・・ということで、この数年間、上に書いたスタイルでiPhoneたちを使ってきたのです。
トクしているようでソンしている?
これまで自分のiPhoneたちを、ケースに入れて使ってきた理由は上に書きました。今のiPhone 7も何度か胸ポケットからコンクリートの地面に落としたことがありましたが、ケースのお陰で無傷ですみました。本体にはいまだに小さな傷もついてません。もしケースがなければ、修理代として大きな出費が必要だったかもしれません。
ケースを付けていると、安全です。だけどiPhoneを手にしたとき、いつもTPU製ケースを握っていることになります。
しかしAppleの開発陣は、製品の強度もさることながら、iPhoneの見た感じ、触り心地、持ったときの感じなど、それこそじっくり触り、眺め、使いまくって、材質や質感のデザインを煮詰めて作り上げてるんでしょうね。
だとすると、ケースを付けることで、AppleがiPhoneに込めている作り込まれた手触りなどを、自分は体験できないでいるのではないだろーか?という気になってきました。
傷のついた「iPod」は美しいけど
「iPod」の外装がステンレスケースだったとき、Steve Jobsは傷のついたiPodは美しいと言ったのは有名ですよね。たしかに鏡面仕上げのステンレスであれば、細かい傷が付いても、傷が光を反射して輝く沢山のヘアラインのアーチも、美しいかもしれません。
久々に引き出しから出してきた初代iPod touch。ボコボコですな(^^)
だけど今のデザインはガラスとアルミ(iPhone Xはガラスとステンレスですが)。
アルミは硬いものにぶつかると、その部分だけがエグれるように凹むし、ガラスは本体の端までせり出していて、本体の端の丸い形状を構成しているので、地面に落ちたとき、高い頻度で地面からの衝撃をまともに受けます。ちょっとした不注意でガラスパネルが割れ、高額な修理代がかかるかもしれない。。それでも、敢えて裸で使いますか?ってことですよね。
ケースなしで使ってみよう
でもこの度、好奇心で、ケースなしで使ってみることにしました。。
てゆうかここまでくるのに、そこまで大袈裟になることもないのかも知れませんが(^^;。でも自分にとって、iPhoneを裸で使うなどという不合理な選択は、これまではほぼナシだったんですが、何か新しい発見があるんじゃないかと思い、試してみることにしました。ネット上でも、ケースなしの裸で使うという方も多いですしね。
幸いiPhone8と比べ、iPhone 7の片面はアルミ製なので、両面がガラス製の8やXと比べると、落としてもバッキバキにヒビが入る確率も半分(^^;?
裸で使ってみた感想
11月1日からiPhone 7を裸で使い始めて、約2週間が過ぎたところです。
毎日使っている感想ですが、iPhoneの使用感がこれまでと全然違い、非常に新鮮です。何が違うか、下に書きます。
見た目
使う用事がなくても、見るとつい手にとって触りたくなります。
画面の見た目も、本体がブラックなので壁紙を黒基調のものに変更すると、本体の存在感が薄くなり、コンテンツだけを手にしている感じがしてきます。ケースが視界にあったときと比べ、Appleの言う「没入感」が強くなります。
手触り
手触りは、ひんやりとして、重くはないけど、ややずっしり。手触りがいいので、思わず手のひらでコロコロと何度も裏返してしまいますね。ケースをつけていた頃とは、明らかに違う、訴えかけるような存在感があります。
画面を操作するとき
ケースがなくなると、画面の両側にひっかかるものがなくなります。側面から画面の正面にかけて、指を滑らかに滑らせられます。なので、Safariで前ページに戻るときの「画面端からのスワイプ」や、「画面左端の3Dタッチ」によるアプリを切替えがスムーズにできるようになります。
また、本体の端に指を引っ掛ける部分がなくなるということは、本体のホールドする手がしっかり保持してないと、滑って落としそうになります。
また、スリープボタンや音量ボタンも、ケースがあるときと比べ、カチカチと小気味よい操作感です。まあ、これはそれまで着けていたケースにも依ると思いますが。でもこれが本来のボタンの操作感なんだなってゆう感じです。
取り扱い
この差が大きいです。ポケットから出す時、これまではケースの引っ掛かりや、ストラップを頼りに持ち上げる感じでしたが、今は、そんな引っ掛かりもストラップもなく、完全にすべすべな板。加えて、背面のアルミ部分は滑りやすい。
なので、ポケットから指で摘まみ上げるときは、画面側のガラス部分の摩擦に大きく依存することになります。ベゼル部分をしっかりつまんで持ち上げげないといけない感じ。なので、本体だけになって軽くなった割には、ずっしりと重さを感じるし、否応なく、アルミやガラスの素材感を強く意識させられます。
このあたりが、さすがAppleだと思いますね。
薄くなった
薄型ケースといえども、1mm前後の厚みはあります。それから液晶画面側を保護するため、多くのケースでは画面側に出っ張りがあったりします。そういう厚さがなくなり、本体だけになるので、当然、これまでに自分が体験したことのない薄さです。加えて、突起がなくなるので、完全に角が丸い、存在感のある黒い板と化します。だからズボンのポケットに入れるときもスルっと入るし、ポケットの中でも「あれ?入ってる?」といった感じです。
軽くなった
まず、当たり前ですが軽くなりました。
iPhone 7本体が136.5g、直近まで使っていたケース(とストラップ)が24.7g。これまでが計161gだったので、約15%減です。
より大事に扱うようになった
ケースがない分、手から滑り落ちるのは絶対に避けなければ、という思いが常にあります。なので必然的にこの黒いずっしりスベスベの板を、大事にホールドするようになりました。
まとめ
何年もケース越しに使ってきたiPhone。ここにきて裸で、いやケースを付けずに使ってみると、使用体験に明らかな違いが感じられます。うーん。これがAppleのものづくりの味なんでしょうかね(^^)?。さすがだと思います。
しばらく気が変わるまで、落とさないように気をつけながら、このまま行ってみようかと思います。
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<後日談..>
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