022. iPadのMailアプリで写真の容量を変えて送るには
Mailアプリについて
iPhoneやiPadで写真を送るとき、Mail、LINE、メッセージ、iCloud写真共有やAirDropなどなど、様々な手段がありますが、Mailで送る場合に気をつけたいのが、写真の容量です。1枚が2〜3MBというのも普通になっていますし、まとめて送ると、通信量を気にしている人には痛い場合もあるかもしれません。
なので皆さんも、場合によっては、Mailで写真を送る時に、添付写真の容量を変更して送信していると思います。でも、iPadのMailで写真を送るときには、写真のサイズ(容量)を変更する方法が、とても分かりにく〜いと思うんです。
iPhoneとiPadのMail送信画面の比較(2018.2.16時点、iOS11.2.5)
iPhoneの場合
まずiPhoneです。「写真」アプリで送りたい写真を選択し、共有ボタンを押したところです。
ここでMailをタップすると、下のように、選んだ写真が添付されたメールの編集画面が開きます。
「送信」の青文字を押すと、写真の容量を選択するシートが出てきて、容量(画質)を選択することができます(というか、選ばされます)。
「小」などを選ぶと、サイズ(容量)を抑えられますが、画質がガタ落ちになるのはご存知のとおり。
このようにiPhoneの操作体系では、Mailで写真を送るとき、送信直前に添付した写真のサイズ(容量)を必ず選択させられるので、問題はないと思うんです。
iPadの場合
一方iPadでは、写真をMailに添付した時点で、淡〜い文字で、画像容量が示されています。で、「ふーん」と思いつつ「送信」を押すとそのまま送信されてしまいます。(゚o゚;;
そう、実は上の写真の黄色い枠の『灰色の文字』を押すと、画像サイズを選択できるボタンが表示されるんです。これは分かりにくい。普通、灰色の文字はタップしないですよね・・。
iPadで写メしたときだけ画質が劣化する怪現象?
皆さんはこれまで、iPadのMailで写真を送ったときだけ、「なんでこんなに画質が劣化してるんだろう?」と思った経験はないですか??
上に示した設定は、自分で変更するまでは、前回の設定が生きているようです。なので、上のところで「小」が選択されたままだと、劣化した写真を相手方に送ることになってしまいます。
iPad Mailのインターフェースは分かりにくくないですか??
おそらく「iPadは通信容量に制限のあるモバイルデータ通信での使用よりも、容量に制限のないLAN環境で使用されるだろうから、送信容量の確認用ボタンを表示させる必要性は低い。だから初期値はスッキリと非表示にしとこう」との考えから、この設計になっているんではないかな?と思います。想像ですが。
でも、押せる”ボタン文字”は、
せめて青色の文字にしてほしい
とは思いません(^^;?
「タップ可能」を明示するデザイン
iOSは、初代からiOS6までは、UIのボタン類は、現実の物を比喩的に現した(スキュアモーフィック)デザインが採用されていた(タップ可能な部分は「ボタン」の形に、など)ので、迷うことなく、そこがタップ可能な部分であることが分かりました。でもコテコテな見た目はやや重苦しかったですけどね。
iOS7以降は、いわゆる「フラットデザイン」が採用されたので、スッキリ涼しげで美しいです。でも「タップ可能」なのか「単なる文字」なのか、区別が難しいところも出てきました。上の例は、フラットデザインがユーザビリティを損ねている好例と思うんですが、いかがでしょうか?
もう少し分かりやすいデザインがいいなと思います。
まとめ
使いやすいiOSですが、改善してほしい部分もあったりします。今回は、iPadのMailアプリで写真の容量を変えて送るには、に焦点を当ててみました。ではまた!
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