りんご道具な生活

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083. レビュー:Logicool Slim Folio Proキーボードケース(12.9インチiPad Pro 2018用)

Image: Logitech

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Logicool「Slim Folio Pro」(12.9インチ)を買いました!

2018年10月末のiPad Pro発表から約半年、Logicoolさんがじっくり時間をかけて(?)開発したキーボードケースが、やっと発売されましたね!

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Apple Online Storeに上がっているのに気づいたのが4月22日。ポイントの付くヨドバシ.comはまだ取り扱いがなかったので、Appleから購入。昨日(2019/04/25)届きましたので、早速レビュー記事をお届けします。

外観

箱です。いつものように頑丈で、マグネットフリップが付いています。

↓出てきました。

↓色はもう少し何とかしてほしい印象ですが、

↓Smart Keyboard Folioを上に置いてみると、色味を合わせてるようですね。

iPad Proのケース部分は、スリープ・音量スイッチのあるコーナーのみ、少し柔軟性が高い素材です。背面の板は厚手のポリカーボネート板が入ってるぽくて、頑丈です。

Bluetooth接続なので、Smart Connectorはないのです。

装着

装着は少し慣れが必要で、やや入れにくい感がありますが、しっかりiPad Proは保護される感じですね。

また「支える板」の部分(Surfaceで言うキックスタンド部分)の下端が、ちゃんと床に接地しているので、iPadの画面を手でツンツンと押しても、iPad本体が揺れにくい感じです。

↑支え板がちゃんと接地している!

一方で、下の過去記事059に書きましたが、Smart Keyboard Folioではこの「支える板」の下端が床に接触していないので、画面タッチのときなど、やや揺れを感じる印象です。

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iPadの角度

購入前は、iPad本体が少し立ち気味そうなので、もう少し寝せたらいいのに、と心配していましたが、実際に使ってみると、特に違和感なく大丈夫OKでした。

↓購入前の記事はこちら↓

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キーボード

キー配列は、英語配列のみの模様。11インチ用は右端のバックスラッシュ(\)キー等が少し狭いですが、12.9インチ用では均等なサイズ。中央より上にある横長の黒く見える部分は、iPad Proの画面に柔らかく接触するための、薄く広く盛り上がったゴム足です。

↓文字キーは、キートップが凹んでいて指の収まりが良いですね。その他のキーはフラット。どちらもスベスベでとても良い感触です。ボディー部分の表面は梨地模様で、指紋が付きにくくしてあります。

↓矢印キーは、キーを見なくても手触りでキーが探しやすい逆T字型。最上段のメディアキーは上下に狭い形状ですが、押しやすい!

iPad Proをロックしたいとき、ケースのゴムが硬いのでiPad本体のスリープボタンが若干押しにくいんですが、キーボードの最上段の左から3番目の南京錠マークのキーを押すと、ロック(スリープ)状態になってくれるので楽ですよ。

キータッチ

キータッチは、AppleのSmart Keyboard Folioよりストロークが深く、大満足。バタフライ型の現行Macbook(Pro)より、2010年Macbook Airや、以前のApple Wireless Keyboard等に近いです。

Apple Wireless Keyboard(現行のMagic Keyboardではない)を並べて喜んでいる自分。ふほほほ。

↑こうやって並べると、よく似てます。

↓今度はSmart Keyboard Folioを上に置いてみました。Smart Keyboard Folioは軽量なのがメリット。

Apple Pencilを使う

ケースの上端が切り欠きされてるので、キーボードケースに装着したままでも、Apple Pencilの充電に支障はありません。

またApple PencilをiPad Proに装着した状態で運ぶときも、フリップがApple Pencilを覆うので、脱落は防げます。

そしてより確実な紛失防止のために、フリップのホルダに挿して運搬することも可能です。機能性がじっくり練られてますね!

↓このApple Pencil固定用のベロは、使用中は磁力でペチンとケース裏面に固定されるので、ぶらんぶらんすることは無いのです。

↓ケースに装着したままでも、タイピングモードに本体を手前に引けばキーボードはパワーオフになり、Apple Pencilをサクッと使用できるのがウリです。Smart Keyboard Folioでは、これができないので、いつも不便に感じます。

↑ただ角度はとても浅い。10.5インチiPad ProでのSmart Keyboardでブラウズモードにしたときみたいに、もう少し立っているとApple Pencilを使いやすいんですが。

【後日談】なお、AppleSmart Keyboard Folioについては、Apple Pencil用にちょうど良い角度にする方法を見つけました!

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その他のディテール

↓コーナーはがっしりと保護されます。こういう部分の面取りされた形状を見ると、いいなあと思うんですよね。

キーボード部分とiPad置場との段差も、滑らかなスロープにしてあって、細部の仕上げが良いです。

↓キーボードのカドの仕上げも好みです。

充電

↓側面にあるUSB Type-Cポートで充電できます。

iPad Proに付属していたケーブルでOK。なのでこの製品自体にはUSB-Cの充電ケーブルは付属していません。

↑写真は、iPad Pro付属のものより、やや太めのケーブルです。

重さは13インチMBPに近い

手元のキッチンスケールで測ると、1350gを超えました。13インチMacbook Proの1370gに迫る勢いです。

でも13インチMacbook Proにプロテクタを装着したら、もっと重くなるはずなのです。

まとめ

今回の記事をこのキーボードでタイピングしましたが、さすがにタイピングは快適です。ただ重さがあるので、持ち出す機会は限られるでしょうね。

それでも次期iOS13での機能拡張によって、iPadをパソコンのように使うときの使い勝手が大幅に改善されそうな気配なので、今から非常に楽しみです。


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