039. PC?iPadでよくない?iPadの位置付けを再考してみる
すべてを賄える究極の一台になる?
「これ一台ですべて賄える」という究極の一台が欲しい、と、思いません? 自分はそんな1台がほしいです。2018年時点の理想としては、iPad proだけで、情報機器に求める処理すべき全ての作業がこなせるといいのですが・・・。
iPadの進化の結果必然的なのかも知れないし、MS Surface等2in1の存在の圧力もあってのことかも知れませんが、最近のAppleは、iPad用キーボードを開発して、PCの作業領域とiPadでできる作業領域のオーバーラップ部分を広げ、PCの代わりになるよ、と宣伝して販売してますよね。
そんなiPadですが、今回はiPadの立ち位置について再考したいのです。
発表当時のiPadの立ち位置
2010年1月にSteve Jobs氏が初代iPadを発表したとき、安くて遅くて使いにくい「ネットブック」が台頭していました。当時、自分も1台買いました。AsusのEee PC。XPを消してLinuxをインストールしたりして遊びました。
当初Jobs氏は「ラップトップやスマートフォンより、Webブラウズ、メール、写真・ビデオ閲覧、音楽鑑賞、ゲーム、電子書籍を読むこと、がやりやすいカテゴリの端末。それはNetbook? 違う。あれは小さくて、古いWindowsソフトしか使えなくて、遅い。それらの作業をよりよくできる端末。それがiPad(←注:意訳なので細かい文言は下記ビデオをご参照ください)」と言うようにiPadを位置付けてました。
↑↓YouTube Steve Jobs Iconic Moments - Introduction Of Th First iPad In 2010
↑↑ラップトップやスマートフォンより、Webブラウズ、メール、写真・ビデオ閲覧、音楽鑑賞、ゲーム、電子書籍を読むこと、がやりやすいカテゴリの端末。それがiPadだと発表。「We call it, the iPad」と言うと同時にドドーンとiPadの文字が落ちてくるアニメーション。
今のiPadの立ち位置
しかし彼が亡くなった後時代は進み技術は進展して、Apple製Aシリーズチップの性能は劇的に進化し、iOS用(iPad用)アプリも多様化し、本体は薄く軽くなり、ディスプレイも高精細かつ高性能になりました。ありがたい進歩。Appleさんえらいです。
そんな進化を経て、MacやPC向け作業以外の多くの日常作業は、PCでなくてもiPadで、PCより簡単に処理できるようになってきてます。
MacやPC向け作業とは?
- 大量の資料を管理し参照しながら効率よく論文を執筆する(広い画面としっかりしたキーボードが必要)
- 巨大なスプレッドシートを扱う(広い画面が必要)
- 巨大データベースを運用する(広い画面が必要)
- 映画を編集する(広い画面、強力なGPU、CPUが必要)
- iOSアプリを開発する(Macのみが可能)
- PC/Macで制御するように製造されている様々な機械を制御する
などを思いつきます。
だけどiPadで対応できる作業の範囲は少しずつ広がり、iPadの方が格段に効率よく処理できる作業も増え、終いにはiPadでないとできない作業も生まれてきたり。
iPadでないとできない作業は例えば、
- ごろんと寝転がって写真を編集する
- ごろんと寝転がってウェブを見る
- 写真やビデオを撮影した同じ端末でそれらを文書に貼り付ける
- 楽器にして演奏する
- 屋外でスケッチする
とかですか???
人によってはPC不要?
ということなので、人によってMacやPC向け作業をすることがない場合は、MacやPCがなくても過ごせますよね(^^;。
反対に、ほとんどiPadで済ませられるけどPC作業が必要な人もいるだろうし。
ということで結論としては、2018年現在では「iPadが『すべて賄える最高の一台』になる人もいるし、ならない人もいる」と言えますね(^^)
♪当たり前〜体操♪が脳裏に流れました。。。
まとめ
情報機器は永遠に発展の途中にあるんですよね。
今の時代は技術の進歩にワクワクしていられるので、幸せなのかもしれません(^^;
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